室内の雰囲気、居心地を決める重要な要素として、「照明」が挙げられます。
特にダイニングはテーブルを中心に人が集まるスペースなので、その部分をどう照らすかで随分雰囲気が変わります。
方法として代表的なものを挙げてみたいと思います。
ペンダント
テーブル面中央に吊り下げるように設置する照明です。
明かり溜りがテーブル面に集中するため、自然と人の顔がテーブル中心に向けられるようになります。
また、器具が目立つので、部屋のポイントとしてデザインを楽しむことが出来ます。
ただし、プランによっては、邪魔になったり、テーブルを移動することが出来ない場合があります。
ダウンライト
テーブルが置かれる予定の天井面に2~4つ集中して設置すると、上記にあげた、ペンダント照明のテーブル面に光溜りを作ることが出来ます。器具がないのに、光だけがテーブル面に溜るので、すっきりしてます。
シーリングライト
天井面に設置する照明です。全般拡散照明と言われ、テーブル面というより、部屋全体を均一に明るくします。
部屋の各所で作業をする、または、使い方が決まってない場合は、間違いない照明です。そういった意味では実用的な照明と言えます。
照明計画では、上記のような器具の選定も大事ですが、
○どんな光にするか?(蛍光灯、LED灯、白熱灯)
○配灯はどうするか(どこに照明を置くか)
これらを、間取り、使う方のスタイルに合わせてプランニングすることが大切な作業になります。
こういった計画は、建物が出来上がってからでは変えられません。
プランを検討していく中でプロのアドバイスと合わせて計画を練ってください。